「龍馬伝」を長崎観光の目玉に!取組みますます好調!

2009.11.10

長崎市「風頭(かざがしら)公園」にある龍馬を見上げるさるく観光者

来年のNHK大河ドラマ「龍馬伝」を観光の目玉にしようという取り組みが、長崎市内で広がりを見せ、「前夜祭」的な催しとはいえ、好調な出足を維持している。中でも、現長崎市長 田上氏が中心となって一昨年から行っている街歩き観光「長崎さるく」では、「龍馬が見上げた長崎の空」と銘打って、龍馬ゆかりの地(龍馬像がある風頭公園・亀山社中記念館など)を「さるくガイド」の説明を聞き、江戸時代に思いをはせながら歩き訪ねて廻る約2時間半のコースが人気である。「龍馬伝」の主役である長崎出身の色男:福山雅治の人気が拍車をかけている思える。(=最近 龍馬伝のポスターを見たが、男が見ても「惚れ惚れする」とはこんな事だろうなと思わせるぐらいカッコイイ!)
ちなみに、その勢いを佐世保まで延ばしてもらおうということで、現在経営危機にあるハウステンボスでは、来年2月オープンで「海がつないだ龍馬伝説」(仮称)というHTB保有の帆船と龍馬のつながりや「海」にまつわる龍馬の生きざまを展示した記念館を設置し、長崎空港からHTBまでの帆船クルーズなども企画するなど、各地で長崎県下を網羅した取り組みが考えられているようである。
さらに、龍馬に関係する長崎・高知・京都の酒造メーカー3社がタイアップして「龍馬伝」なる焼酎を販売し、盛り上げようというか!? あやかろうというか!? そんな動きも出てきている。