札幌市主催 「都心まちづくりフォーラム」に参加してまいりました!!

2010.9.1

 成長社会から成熟社会に移行していますが、各都市も転換期を迎えた今、都心が大きくかわろうとしています。新たな時代に対応したまちづくりの「戦略」とはどうあるべきなのか、路面電車の活用などの具体的な取組みを交えながら、様々な視点や立場の方が集合し、それぞれの意見発表やディスカッションを視聴しました。
 フォーラム内で札幌市の都心まちづくり推進室よりこれからの札幌都心のまちづくり戦略についての話がありました。札幌は観光や食を中心に、世界でも有名な都市として認知されています。まちも整備されており、人気の高い都市ではありますが、成長社会から成熟社会への移行や、新たな市政の方向性である「市民自治の推進」「環境首都・創造都市札幌」といった環境の中で、これからのまちづくりにはこれからも発展し続けていくためには戦略性をもった計画が必要であり、「都心まちづくり戦略」の策定に取り組んでいるとのことでした。
 具体的には都心を大きく4区分「駅前」「大通」「創成川以東」「北三条」という4エリアに区分けし、それぞれのエリアをどのように捉えていくか、また「創造」「環境」「人」「交通」といったキーワードをもとにこれからの戦略、取組みについて歴史的な背景も考えながらの説明であり、メンバー一同、興味をもって聴くことができました。また、今後の超高齢化社会を迎えるにあたって、市民の足として親しまれている「路面電車」延伸について、富山県やフランスの都市も参考に、環境への影響や乗降車時の負担(特に高齢者は地下鉄の乗り降りに負担を感じている)と財政のバランス、また市民の声を参考にしながら考えていくとの事で、一市民としてこれからの流れをみていかなければならないと感じました。
  フォーラム終了後、まちづくり実行委員会を開催しました。石狩まちづくり委員会では、第一次・二次・三次産業の融合をテーマに活動を行っておりますが、この1年間は取り組みの具体的な進捗がなく、正直苦戦をしております(T,T)
今後は同じ志をもった仲間との交流を基本に活動を進めていくこと、JSDにも依頼し農工商連携を仕事のしている方との接点をつくること等を中心に活動を進めていくことを確認しました。

 皆様のご指導・ご支援を宜しくお願い致します。