宮崎県が推進する「中山間盛り上げ隊」の活動に参加してきました!

2014.8.23

「中山間盛り上げ隊」とは、県が推進する「中山間地域をみんなで支える県民運動」の取り組みの1つです。人口減少や高齢化の影響で人材の確保が困難になっている中山間地域の集落が行う活動(草刈などの作業、地域行事、伝統芸能等)を「中山間盛り上げ隊」に登録した県民が支援するというものです。この支援活動によって、都市住民と中山間地域との交流をはかることも目的の1つです。

今回は、この「中山間盛り上げ隊」の活動に、まちづくり委員会のメンバーが参加してきました。具体的には、2014年8月23日に開催された西都市の銀鏡地区(しろみちく)の夏祭りの準備作業や運営のお手伝いです。水風船の準備、お祭り会場を彩るロウソク600本の設置と点火、焼き鳥のパック詰め、会場撤去作業等を、地区の住民のみなさんと共同で行いました。
お祭りの開催場所は、廃校になっている旧銀上(しろかみ)小学校のグラウンドでした。地元では、この廃校跡地をどのように再利用するかが課題となっているとのことでしたが、グラウンドに設置した舞台でのさまざまな出し物、盆踊り、花火などで、山村留学生や学童を含む地区住民と帰省客や来訪者が参加して、おおいに盛り上がりました。

中山間地ではやはり高齢者が多く、今回のような夏祭りの準備・運営・撤去等の作業も地区住民が自力で行うのが困難であるとの現実を目の当たりにした思いです。一方、「中山間盛り上げ隊」の一員として夏祭りの開催の一助となったこと(地区住民からは大変な感謝)、銀鏡地区の人達と交流できたこと、この地域の文化や特性に触れられたことは、とても有意義な経験となりました。