今年も薩摩川内市の伝統行事「大綱練(おおつなねり)」に参加しました!

2015.9.22

全長365mの大綱練

2015年9月22日、薩摩川内市(さつませんだいし)の「大綱練(おおつなねり)」に参加しました。これは「継続して地域の文化に触れる新たな活動を検討しよう!」との掛け声で一昨年から参加している地域の伝統行事です。
 「大綱練」は、第17代藩主の島津義弘が関ヶ原の合戦の際に兵士の士気を高めるために始めたとされる「大綱引き」に使用する綱を練る大変な作業で、地元の商店街、高校生、建設業協会、自衛隊、消防、市役所職員、議員、ボランティアなど総勢1,000人を超える人達が参加します。半日がかりの作業で、工程は以下の通りです。
  @まず、365本の小綱(こづな)を3組に分けて道路に並べ、それぞれ中綱(ちゅうづな)を3本作る。
  A出来上がった中綱3本を1本の大綱に練り合わせる。
  B大綱を全員で一斉に肩にかついで大綱引きの会場(国道3号線)まで移動。
 完成した大綱は全長365メートル、直径35cm、重さは7tにもなるため、綱を練る時も肩に担いで移動させる時も、全員で一斉に行動しないと大変危険です。
 鹿児島県支部まちづくり委員会では、今回14名で参加しました。きつい作業でしたが、一致団結して良い汗をかきました。今後も継続して参加していきます。