泉州タオルのブランディングの検討に加えて大阪の防災施設の視察も!

2016.5.27

「海より低いまち大阪」について学ぶ委員会のメンバー

泉州タオルのブランディングについても検討・協議

 2016年5月27日に、2016年度第3回まちづくり委員会を開催しました。大阪府支部まちづくり委員会では、これまで一貫して地域産品である「泉州タオル」のブランディング(地域ブランドとしての知名度向上等)をテーマに取り組んできましたが、現在、「活動の次のステップをどうしていくか」ということが委員会の大きな課題となっています。
 今回の委員会では、まず、「泉州タオル」の活性化に向けた泉佐野市の担当者との情報交換の内容=特に市の振興対応や「まち・ひと・しごと創生総合戦略」の概要について共有化するとともに、今後の対応の方向性について協議しました。その中で、@若手経営者との意見交換、A泉佐野市の泉州タオル振興担当者と連携を深めること、B今治タオル等、他の地域の生産者との情報交換の実施等を確認することができました。
 また、会議終了後には「津波・高潮ステーション」の見学も行いました。これは「まちづくり活動の新しい取り組みを模索する」という観点で実施したもので、大阪府支部まちづくり委員会にとっては「泉州タオルのブランディング」以外の初の試みでした。水防や津波災害の体感映像を視聴し、ステーションの担当者からさまざまな説明を受けることで、大阪の街の大半が海より低い場所に位置していることを初めて知るとともに、過去の水害の状況や行政の具体的な対策について学ぶことができ、「防災ということも今後の活動の重要なテーマになる」との認識をメンバー全員で共有することができました。