毎年恒例の研修会&まちづくり委員会を開催しました!

2017.7.22

熊本市水の科学館入口

水の科学館での見学の様子

加藤清正公が造成した水路=鼻ぐり

熊本県支部では毎年1回、水をテーマにした研修会とまちづくり委員会をセットで開催してきましたが、今年度も「熊本の水と温泉、地震からの復興を訪ねる」と題した研修会とまちづくり委員会を1泊2日で開催しました。
初日が研修会で、まず熊本市八景水谷(はけのみや)にある「熊本市水の科学館」を訪ね、熊本の水に関わる講習と館内施設の見学を行いました。次に「鼻ぐり井手公園」に行き、加藤清正公が作ったといわれる農業用のかんがい水路=「鼻ぐり」を視察しました。また、宿泊地の内牧温泉へ向かう車中からは熊本市の地下水の水位低下を防止するために休耕田に水をはる状況も見ることができました。なお、宿泊地の内牧温泉は、震災の影響でお湯が出なくなり観光客も減少した地域でしたが、現在は源泉の井戸を掘り直し旅館・ホテルは営業を再開しています。
2日目にはまちづくり委員会を開催し、他県支部の活動事例報告を受けた後、水をテーマにした活動の今後の進め方について意見交換を行い、これまでの活動にさらに多くの人たちに参加してもらうアプローチが必要であるとの認識で一致しました。
最後には、メンバー全員で熊本市が主催する「水検定」に挑戦しました。今後は熊本県が呼びかけている「水守」にも挑戦する予定です。