地域防災を学ぶ「湯浅町視察と学習会」

2019.6.1

和歌山県支部まちづくり委員が中心となり、和歌山県の実態と取り組みを知るため視察と学習会を実施。

1.湯浅町湯浅伝統的建造物群保存地区 散策
講師:歴史ガイド 半邊 氏
湯浅町が国の地方創生の一環として行っている「伝統的建造物群保存地区」。100年以上前の古い商家や町家がならぶ醤油発祥の地、日本遺産の認定を受けた。湯浅町は「湯浅まちごと醤油博物館」として町おこしをしている取り組みを学ぶため歴史ガイドの半邊氏に説明いただき視察を行った。

2.湯浅醤油「九曜蔵」見学
 醤油発祥の地、湯浅にある工場で、地域名産の醤油作りについて見学を行った。

3.稲むらの火の館(津波防災教育センター)視察・学習会
〜地域防災について〜
(1)稲むらの火の館について
稲むらの火の館館長より学習会として、安政の大地震津波時、稲むらに火を放ち、逃げ道を示して多くの村人を救った濱口梧陵のゆかりの地・広川町に梧陵の偉業と精神、教訓と実践的な地震・津波防災について学んだ。
(2)和歌山市 地域防災について 講師:永野 裕久和歌山市議会議員
 同会場に、準組織内議員である永野 裕久和歌山市議会議員をお招きし和歌山市が取り組んでいる防災対策と、今後の市政の防災の取り組みについて学んだ。

湯浅町の町おこしの取り組みと歴史を知り、過去何度も襲った津波災害を知り、平時より防災に備える事の大切さを学べた視察となった。