トップページ > コンセプト

まちづくりへの参画

労働組合の社会的役割として、まちづくりに参画

地域社会が様々な問題を抱えるなか、UAゼンセンは、労働組合の社会的役割として、また生活者の代表として、「まちづくり」に参画することが必要だと考えています。とりわけUAゼンセンは、地域を支える生活関連産業に働く仲間が集う産業別労働組合です。活力ある地域社会の実現や暮らしの向上は、私達の仲間が働く産業の発展にもかかわり、地域との共存共栄を目指して「まちづくり」に積極的に参画することは、UAゼンセンの使命といえます。

地域との交流やその活性化へ向けた活動を通じ、伝統や文化、地域の課題、人と人とのつながりなどにふれ、体感することで、地域の将来へ向け、住民として、労働組合の組合員・役員として、自分の生き方、暮らし方をどうしていくべきかを考えることが重要です。そのうえで、労働組合は地域の利害を超え、地域住民を中心とした「産」「官」「学」「金」「民」が問題を共有し連携するための「つなぎ役」や、活動を広げていく「触媒」としての役割を果たしていきます。

画像:労働組合の社会的役割として、まちづくりに参画

労働組合として、地域の活性化に取り組む諸団体や諸運動の
“つなぎ目や触媒”としての役割を発揮していく

まちづくりの具体的な活動

UAゼンセンは、47都道府県すべてに組織的運動拠点を持っています。各支部に「まちづくり委員会」を設置し、組合員がまちづくりに参画する起点となるよう、活動を進めます。具体的には、(1)地域を見つめ直し、地域の課題を把握し、将来像を検討、(2)活動すべきまちを決め、(3)地域の活性化に取り組む各団体や個人のつなぎ役や、運動を広げていくための触媒として、UAゼンセン組織内・準組織内議員とも連携して地域の活性化へ向けた活動に参画します。

また加盟組合でも、経営側とまちづくりの重要性を共有し、地域住民から信頼される企業風土づくりや、働く仲間のワーク・ライフ・バランスの推進、活動への参加促進に取り組みます。さらに、活動を通じて把握した課題については、地方自治体や国政へ提言を行っていきます。