「南北海道、地域づくり街づくり観光セミナー」に参加いたしました。

2010.12.3

12月2日(木)に、函館国際ホテル(大手町5-10)で開催されました「南北海道、地域づくり街づくり観光セミナー」に参加してまいりました。
2人の講師による講義を通して、渡島の地域活性化はては全国広域観光の振興のヒントをつかんだ貴重な経験をいたしました。

【講義1】
「突端からの風おこし-マグロを超える日まで」
講師:大間町まちおこしゲリラ隊「あおぞら組」組長 島 康子氏

遠く青森から、魅力あふれる函館へのラブコールを送り続けている島さん。本州の最北端である青森県大間町を全国にPRするため日夜活動を続けているそうです。
活動は、組織の名称通り「ゲリラ」的なもの。船で観光に来たお客様にねじり鉢巻き&旗振りでお迎え、お見送りをする「旗振りウェルカム」や、地元のマグロをPRすべく開発した「こいのぼり」ならぬ「マグロのぼり」など、数々のユニークな企画を通して地場の発展のための活動をしているとのこと。
活動の基本は「お金をかけず」に、「少しの勇気を出す」こと。恥ずかしいと思っては上記のユニークな発想の空論で終わってしまいます。
渡島の観光資源はまだまだ豊富でPRのヒントはたくさんあり、函館のPRを通して誘客に結び付けていきたいと感じました。

【講義2】
「沖縄から見える北海道観光の課題」
講師:沖縄ツーリスト(株)代表取締役社長 東 良和氏

北海道とともに観光地として名を馳せている沖縄で、旅行客の取り込みに積極的に取り組んでいる東さん。客数の減少は「海外客」の動きに大きく依存するという分析から、域外の客層へのPRも積極的に行っております。
「LNG」の考え方による、多方面への誘客、提案というのは、渡島の観光資源を考えると、さまざまな企画提案が可能で、地域活性の原動になると実感いたしました。
※参考までに、LNGの考え方について、渡島にあてはめてみたものを添付いたします。

今後は受講にとどまらず、地域活動に積極的に参画していき、ゆくゆくは活動の主体側になれるようになりたいと思いました。